VHS-C規格

BetaMaxとVHSの規格争い,有名ですよね。勝者となったVHS規格という世界で最も普及したビデオテープの規格。規格を作ったのは日本ビクター。時は流れ,80年代。VHS規格に新しい仲間が増えました。それがVHS-Cでした。

VHS-Cとは,VHS規格のコンパクトサイズ。つまり,ビデオカメラ用に使えるようコンパクトにしたVHS規格だったのです。ただし,VHSを名乗っているものの,そのままではVHS規格との互換性はありませんでした。記録方式はVHSと同等ということで,一応,アダプターをかませばVHSとして利用できるという触れ込みでした。

結果は残念ながらその後登場したSONY陣営の8mm規格が大成功を収め,現在においてもビデオテープが供給されているという規格になりました。

この写真がVHS-Cカセットアダプタです。

VHS_C.jpg

でもVHS-Cカセットアダプタを知らない世代の皆さん。中身の小さいほうのカセット(VHS-C)の出し方,分かりますか。

アダプタの機種にもよりますが,コインで回せるダイアルみたいな部分のもありました。それで回してあげれば,取り出せたはずです。でも正式で一番早いのはちゃんと電池交換することです。電池は入っていますか?

アダプターのカセットの蓋を開けて中にVHS-Cカセットが入っていれば引き出していたテープをきちんと収納します。それを動かすために乾電池(単三電池1本)が必要なのですよ。

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hiro52sk
8mm-video店主 hiro52skは、1978年から8ミリカメラでの撮影を始めました。その後、ビデオになってVHS-C、Hi8、MiniDVカメラと変化し、主に友人やファミリーを対象に撮影しました。撮影歴40年超えになりました。(^_^;)

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