最もメジャーな家庭用ビデオ規格です。 VHSはVideo Home System(ビデオホームシステム)の略で、当時の日本ビクター(現在はJVCケンウッド)が開発しました。 サイズ:横幅188mm×縦102mm×高さ24mm 水平解像度:240本
正式名称はSuper VHSです。VHSをより高画質にしたもので、専用の再生デッキがありますが、普通のVHSデッキでも再生できます。ただしSQPBが搭載されているビデオデッキです。古すぎるデッキじゃなければほぼ大丈夫です。サイズはVHSと同じです。 水平解像度:400本
VHSを小型化したものです。VHS-Compact (ビデオホームシステムコンパクト) の略。 大きさが違うので、そのままではVHS再生デッキに入りませんが、カセットアダプタを装着すれば再生可能です。 サイズ:横幅92mm×縦52mm×高さ23mm
D-VHS(ディー・ブイエイチエス/データ・ブイエイチエス)は、家庭用ビデオデッキとして業界標準となったVHS方式をベースにデジタル放送に対応した規格です。日本ビクター(現・JVCケンウッド)が当時アメリカ合衆国で放送が開始されていたCSデジタル放送の信号を、そのままVHSテープに録画する規格として開発しました。
DIGITAL Hi-Vision
Videoの文言が併記される事もあり間違われることが多いが、頭文字の「D」はDigitalではなく”Data”を略したものです。
磁気テープやローディングなど基本的なメカニズム部分は従来のVHS方式と同じであり、アナログ放送記録に関しては従来規格(VHSまたはS-VHS)
と同じ方式で録画再生を行います。
従来規格と大きく異なるのは、各種デジタル放送のデジタル信号を、エンコードすることなく直接記録するビットストリーム記録方式を採用している点にあります。
また映像記録にはBlu-ray
Discと同じくMPEG-2 TS方式を採用(厳密には、Blu-ray
DiscがD-VHSの規格に準拠した形)。
ハードウェア側には入力されたアナログ映像信号をMPEG-2信号にデータ圧縮するエンコーダと復元するデコーダが装備されていますが、機種によっては両方もしくは片方が省略されているものもあるようです。
サイズ横幅188mm×縦104mm×高さ25mm(テープ幅:12.65 mm(1/2インチ)
ベータと呼ばれているソニーが販売していた家庭向けビデオ規格です。 VHS・ベータ戦争は一定の年代以上の方にはおなじみですね。 VHSより画質や大きさ(小さい)で勝っていましたが、規格争いで負けました。 サイズ:横幅156×縦96mm×高さ25mm
ビデオカメラ用として普及した家庭用ビデオ規格。 8ミリビデオからVideo8と呼び方が変化しました。8mmの登場により、VHSを直接挿していたでっかいビデオカメラが小型化され、一気に家庭に普及しました。サイズ:横幅95mm×縦82mm×高さ10mm
1988年に発表された8ミリビデオのハイバンド使用。ノイズの少ない高S/N比と水平解像度約400本を実現した。ソニーが開発した8mmビデオの上位互換です。より高画質になります。サイズは8mmと同じ。
Digital8方式ハンディカムではHi8テープを使用するので、高画質のデジタルビデオ撮影を高いコストパフォーマンスで楽しむことができます。Digital8での録画時間は、例えば120分のHi8テープでは60分の撮影が可能です(SP記録時)。高画質・高音質に加え、高精度な編集も可能です。また、音声の記録モードは16bit/12bitの選択が可能。サイズは8mmと同じ。
ハイビジョンの画質を記録できる、VHSや8mmビデオに比べて圧倒的に高画質な規格です。サイズもさらに小型化され、当然ビデオカメラも小型軽量で扱いやすく、一気に普及しました。ダビングしてもほとんど劣化がないというのも画期的でした。おおむね2000年以降であれば、この形式で撮影された方も多いのではないでしょうか。 サイズ:横幅66mm×縦48mm×高さ12mm